世界教養全集

以前、本を大量に処分した時に、これだけは手元に残しておこうと思った本が何冊かありました。世界教養全集はそのうちの一つです。全集なので全34巻もあります。
全てはありませんが、20冊くらいは持っています。下村湖人の論語物語などは未だに感動したことを覚えています。
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実はその34巻に加えて、別に4冊が発刊されており、その38巻目が「永遠の言葉」という、東西の偉人、賢人の言葉が、一人につき見開きで紹介されています。
パラパラとめくると、最後に諺(ことわざ)が紹介されていました。
面白かったのでこの諺を解説と共に、示しながら、現在の我々の身の回りを見直してみたいと思います。

最初の諺は
「挨拶は時の氏神」です。

解説:けんかの当事者必ずしも100年戦争を覚悟して戦端をひらいたわけではないから、どこかでけりをつけたい。しかしこっちから和睦を申し込めば負けた形になりかねない。そういう時、まあまあと止め男が入ると、口では憎悪の尽きぬようなことを言いながらも、内心ホッと手を打つ。「仲裁は時の氏神」とおなじ。

実際、対立した相手と手詰まりになり、困ることは日常でも結構あります。そんな時に当事者同士だとなかなか難しい。そこで止め男の出番となります。
弁護士や事故の保険屋などがそれらを生業としているのですが、そこまでいかなくても上手くまとめてくれる人がいると助かります。
「挨拶」という言葉がちょっとわかりにくいのですが、最初に声をかけるという意味合いなのでしょうか。
最近でも事件を起こした高畑某というタレントも弁護士がはいったのか分かりませんが示談で終わったようです。
南シナ海や北朝鮮も、何とか他国も巻き込み仲裁の道を探るか、当時者間で話しをつけて相手を丸め込もうという目論見なのか、その綱引きになっています。
でもやはり氏神がでてくるかは、時の運かもしれませんね。この場合の止め男は、なるべく利害のない男が望ましいのでしょうがこれだけグローバル化が進むと、どこでどう繋がっているかわかりませんから、難しい世の中になったものです。

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