ことわざ3

相手のさせる功名

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これは、ほとんど使われない諺ですね。現代でいうところの「オウンゴール」で、サッカーで使われますが、自軍のゴールにボールを蹴り込んで、相手に得点を与えてしまうことです。普通だったら考えられないことですが、混戦や接戦などで際どいプレーをしている時にありがちです。
やはり勝負は時の運、運命が味方をしてくれた非常にツイている状態です。
負けた方にしてみれば、やる事が全て裏目に出て、勝てるところを負けてしまった最悪の事態です。
しかし本当に運だけなのかは、考えてみる必要があります。やはりこれも人知れない努力と研究の積み重ねから来ている場合があります。
もとの本によると、日露戦争における日本の勝利について書いてありましたが、世界最強のロシアの艦隊をパーフェクトに打ち破ったのは偶然ではなく、東郷平八郎、秋山真之らの指導者たちの努力が実ったものと思われます。
このへんは司馬遼太郎「坂の上の雲」に書かれています。
劣勢であっても諦めず、相手を何とか陥れ、勝ちに持ち込むのは、日本に求められる戦略かもしれません。
圧倒的な力を持つ相手には、相手をパニックにさせるような混戦状況を作り出し、落とし穴に誘い込む戦術です。
それにはある種、理屈や道理を越えた作戦が必要です。戦争だけでなくビジネスの世界や社会生活にも役立つかもしれません。
手詰まりだったり、相手が強すぎる時、それでも道を探していく、したたかさは大事なものです。

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