運について

努力と運について考えてみますと、努力が必要なことは誰でもわかります。しかしそれが報われるかとなると運が大きく左右します。人を採用する時、その人の運を見るというのがあって、萩本欽一や松下幸之助などが有名です。松下幸之助は、採用面接が終わり学生が退出しょうとする時、「そういえば君は運が良い方ですか」と呼びかけたと言います。
日頃から自分は運が良いと思っている人は即座に「はい」と答えられますが、そうでない人は躊躇してしまいます。
しかし健康で無事に面接を受けられたのだから自分は運が良いのだと考えることもできます。何を持って運が良いかの基準は問われていないのですから、小さなことでもしあわせを感じられる方が得ですね。また事故や病気にあっても、これぐらいで済んで良かった、運が悪ければ死んでいたかもしれないと考えるようにすれば、幸運に恵まれたことになります。
要するに松下幸之助は、どのような状態でも心の持ちようで、耐えながら運を自分で切り開いていけるかを見ていたのだと思います。
一方、飛行機事故などで何故かその日に限って時間に間に合わず、事故に遭わなかったという話も聞きます。
これは何か自分に何かの力が働いていたと思えます。
あの東北大震災で津波に襲われ家族や友人を多く亡くされた方も、自分だけが何故助かったのだろうと思われる方も多かったと思います。もし何かの力が働いたとしたなら、そこに何か意味があったと考えざるをえません。
運は生死に関わることから、いまそこの分かれ道をどちらにいくかまで、全てに影響を与えています。あの時あそこでの選択は自分にとって適当だったのか、結局それが分かるのは自分が死ぬときです。
そこで努力というか如何に悔いのない人生を過ごしてきたのかが問われるわけですね。

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